希土類磁石を使用した模型飛行機用のアウターロータ型SPMモータを紹介します。
希土類磁石を使用したSPMモータは、機械強度で有利なアウターロータ型が採用されます。
高磁束密度、多極化の高出力密度のモータです。
センサーレスでブラシレスアンプで駆動します。
入力電圧7.2-14.4V 連続放電電流25A
三相9磁極/12極磁石
磁石厚:1.2mm
ヨ-ク断面積:1.0x14mm
巻線
磁路断面1.3x10mm
Φ0.3mm 5本並列巻 10ターン
巻線の合成抵抗:0.05Ω
インダクタンス:2μH(磁石無し)
インダクタンス:4μH(磁石有り)
中性点がないため、3巻線の直列デルタ結線と推定します。
速度起電力
高磁束密度のためコギングトルクが大きく、手動で回転させた時の波形です。
巻数が10ターンと少ないですが、磁束密度が高いため電圧は、そこそこ出ています。
今回はここまでとし、詳細は又の機会とします。