haratkhr技報

SRモータ技術研究所

BLI則の検証

「BLI則」でインターネット検索すると、BLI則、フレミングの法則を解説しているサイトが見つかります。 BLI則として説明されている導体片に発生する力 F=BLI を考えてみました。 BLI則は公知の法則で絶対的に正しく、検証の必要はありませんが、モータの原…

最新記事/記事一覧

12月も引き続きこれまでの記事を見直します。 2017 12 15 BLI則の検証 を追加しました。 2017 12 13 自作ブラシレスモーター を追加しました。 2017 12 11 空飛ぶクルマ用モータ を追加しました。 2017 12 08 New SRモータの実施例 を追加しました。 2017 12…

自作ブラシレスモーター

約15年前頃、RC飛行機用の自作ブラシレスモーターは、いろいろなHPで、レポートがUPされていました。 当時の自作ブラシレスモーターと、最近のドローンに使われている市販品のブラシレスモーターは、ほぼ同じ構造です。 下の自作ブラシレスモーターは…

空飛ぶクルマ用モータ

空飛ぶクルマのモータは、Newアウターロータ型SPMモータ が適していると思います。 ドローン用モ-タは市販品がありますが、空飛ぶクルマに使用出来そうな高出力モータは高価です。 モータの試作は金型製作が必要なため費用がかなり掛かります。 IPMモー…

New SRモータの実施例

明細書の実施例を紹介します。 下記の例はすべて2相駆動ですが、多相駆動の実施例もあります。 電磁石励磁 4突極 永久磁石励磁 2突極 電磁石励磁 2突極 始動補助極付 実施例 永久磁石励磁 4突極 実施例はヌケが無い様に色々検討しましたが、見逃しもあります…

New SRモータの検証

New SRモータの検証はあまり進んでいません。 New SRモータ の「動作確認の試作、テストが終わり、動作が確認できました。」の内容を紹介します。 扇風機用のコンデンサモータを巻き直し、回転子を削って突極にした、電磁石で励磁する16極New ADSRモータです…

New SRモータの類似性

New SRモータは交流駆動のため、同期モータ と SynRモータ ユニバーサルモータ に類似しています。 同期モータとNew SRモータは、 回転子を回転させると、交流発電機になり、 モータとしての駆動には位置検出と交流インバータが必要です。 同期モータとSynR…

New SRモータの概要

ADSRモータは、永久磁石又は電磁石の励磁磁束を、駆動巻線の電流方向により磁束が通る磁極を切り替える交流駆動のモータです。 回転子の突極位置に対応して、Hブリッジを介して駆動巻線の電流方向を変え、連続したトルクを発生させます。 ADSRモータは、固…

Newモータの開発状況

この技報で紹介したNewモータの開発状況です。 New SRモータ 引き続き検討中ですが、不利な点が目立ち、SRモータのメリットを明確に出来ていません。 1.5KWの電動工具で、2相4極SRモーターの商品化例があり、実用化の可能性はあると考えています。 ASSRモ…

故障原因

coffee break です。 地上・BSテレビチューナーの信号をPCに取り込むために、USBビデオキャプチャー を使用していますが、 ある日突然、映像は正常ですが、音声が出なくなりました。 調べてみると、ドライバー等ソフトは正常で、ハードの故障でした。 …

SRモータの⊿磁束

SRモータの速度起電力、トルクを⊿磁束で計算してみました。 非正対時に電圧を印加し、電流が一定値になった後、印加電圧を速度起電力が等しくして回転させると、Lに印加される電圧はゼロになり、定電流駆動となります。 2極SRモータでは90度(1/4回転)で…

⊿磁束値

この技報では、 ⊿磁束値をDCモータの巻線に鎖交する磁束が0から最大磁束までの変化量と規定します。 3極DCモータでは60度(1/6回転)で巻線に鎖交する磁束は0から最大磁束まで変化します。 ⊿磁束値=磁束密度X磁路表面積 速度起電力=巻数 X dΦ/dt …

TA値

この技報では、TA値をDCモータが1Aの電流で発生するトルク(N・m)と規定します。 KV値、ターン数 の中で紹介したKV値は、1Vの速度起電力を発生させるのに必要な、1分間の回転数を表しています。 トルクX2πx回転数/60=速度起電力X電流、回転数=KV値…

Tsの測定

PWM制御電源 を使用して性能線図 で紹介したモータの停動トルクTsを 測定してみました。 モータ定格電圧 7.2V モータ入力抵抗値 0.143Ω 停動電流Is 7.2V/0.143Ω=50.3A 20A以下ではモータの発熱が比較的少なく、測定値は安定していました。 Ts…

ブラシモータ用コントローラ

RCのブラシモータ用の正逆転スピードコントローラを調べてみました。 シンプルな回路で大電流出力です。 主回路 制御部品実装面 裏面にFET6石が実装されています。 ハイサイド駆動電源 6-12Vの電源よりIC(MC34063A)を使用した20VのStep-Up電源…

DCモータの巻線方法

相変換駆動の前資料として、 5極DCモータの巻線方法を紹介します。 1スロットをあけて、左方向に巻き、整流子との接続はクロスします。 巻線方法は、中央の図が理解しやすいと思います。 巻線冶具 巻線をする時にスロットに冶具を差し込んでおこます。 1/2冶…

PWM制御電源

モータ4点性能のTsを測定するには大電流電源が必要です。 性能線図 の中のモータの試験には、電圧0-7.2V、電流0-70Aの電源が必要です。 この仕様の電源の入手は困難なため、試験電源を作成します。 回路構成 ・市販インバータ式定電圧電源:入力AC10…

性能線図

DCモータは性能表と性能線図がメーカーから公表されています。 性能表と性能線図の例 電源電圧 :7.2V 無負荷特性 :N0=2300rpm I0=2.4A 停動特性 :Is=70A Ts=0.195N・m 最高効率特性:N=20000rpm I=13A T=0.031N・m OUTPUT=62W …

多極のモータ電流

多極化されているユニバーサルモータのモータ電流を実測してみました。 DCモータのモータ電流 と比較するため、AC100V用のユニバーサルモータをDC30Vで動作させました。 ユニバーサルモータの界磁巻線と電機子巻線は直列接続されていますが、2つの直…

モータ電流

速度起電力 の中で直流モータの等価回路を紹介しましたが、 今回、モータ電流を実測してみました。 モータ電流は電源電圧と速度起電力の差を電源として、巻線抵抗とインダクタンスにより決まります。 巻線が切り替わる毎に、電流が大きく変化します。 モータ…

11月の記事

11月は、これまでの記事を見直します。 2017 11 29 Newモータの開発状況 を追加しました。 2017 11 27 故障原因 を追加しました。 2017 11 24 SRモータの⊿磁束 を追加しました。 2017 11 22 ⊿磁束値 を追加しました。 2017 11 20 TA値 を追加しました。 20…

同時オン防止回路

ノイズ等の誤動作により同時オン信号が発生した時の対策を行います。 ブリッジインバータの各アームの上下のFETが、同時にオンすると電源短絡の大電流が流れます。 高耐圧ハーフブリッジドライバーICはこの対策として、同時にH信号が入力された場合、出…

通電ロジック回路

通電ロジック回路を作りました。 シンプルな回路構成としてダイオードによるAND/ORで作成していましたが、部品点数が多すぎるので、途中からCMOSに変更しました。 真理値表 通電ロジック回路 ダイオードによるAND/OR回路または、CMOS回路にしま…

センサレスの始動手順

センサレス駆動は、始動時は速度起電力が発生していなく角度信号得られないため、始動手順が必要です。 始動トルクが小さい負荷の場合、始動は比較的容易ですが、高始動トルクが必要な負荷の場合、滑らかに始動するのは簡単でなく、位置センサ駆動が使用され…

ホールIC信号と角度信号

角度信号生成の詳細に続き、ホールIC信号と角度信号の関係を調べてみました。 ホールIC出力波形 ホールIC出力/コンパレータ出力 波形 角度信号とホールIC信号は同位相位相となっています。 上記の波形は、ホールICを持ったモータをセンサーレス駆…

角度信号生成の詳細

角度信号の生成 の中で、出力端子電圧より角度信号(出力電圧の極性)を生成する動作を取り上げました。 今回、各部の波形を取り直し、詳細を紹介します。 コンパレータ回路波形 端子出力電流 コンパレータ入力+ - 間電圧(シンクロ内部演算波形) コンパレ…

相変換インバータ駆動

5相PMモータ の中で5極2磁極のDCモータをブラシレス化し、5相2極PMモータとし、5相インバータで駆動することを紹介しました。 電源電圧の高いDCブラシモータは、巻数が多くなるため、集中巻になる3極より、巻き易い全節巻になる5極以上が採用されてい…

Y-Δ切替駆動

Y-Δ始動法 誘導電動機の始動時電流は定格電流の5-7倍になります。 始動時はY結線とし、加速して定格回転数近くになったとき、Δ結線に変更する Y-Δ始動法があります。 Y結線にすると、巻線にかかる電圧が1/1.73になり、電流は1/3になります。 但し、始動トル…

KV値、ターン数

RCのモーターのスペックにKV値、ターン数があります。 一般の説明は以下の通りです。 KV値は「KV:1500rpm/V」のように表記されます。 KV値は、1Vの電圧で1分間にモーターが回転する回転数を表しています。 例えばKV値が1500で電圧が7.4Vだと1500×7.4=11,100…

エアコンの室外機修理

三相誘導モータのインバータ回路を見てみました。 ある日突然、エアコンが利かなくなりました。室内機はタイマーランプが点滅。 室外機をみるとファンが回っていません。 ネットで検索してみると、室内機と室外機との通信異常。 取り付けて15年以上経って修…