+VBUSが100V以上の高電圧用の駆動主回路の一般例を示します。
ハイサイドドライバーを使うことにより、制御回路をGROUND側に置きます。
出力電流の検出は間接ですが、Senser RでQ2オン電流を検出します。
制御用電源は、+VBUSよりIPDを使用したチョッパー回路でGROUND側の+15Vを構成します。(回路図は省略)
ハイサイドの制御電源は、D3、C1のチャージポンプで得ています。
Q1、Q2はFETまたはIGBTになります。
オン、オフ信号
HIN:Q1 Hでオン、Lでオフ
LIN:Q2 Hでオン、Lでオフ
基本動作は
Q1、Q2をオンして励磁
Q1をPWM制御、Q1オフ時D1を介して電流を流し励磁電流を制御
Q1、Q2オフしてD1,Dを介して回生
になります。
Q2をPWM制御すると回生電流を制御できます。
3相のRSモータには、3組の駆動主回路がひつようです。
このBlogで紹介する回路は机上設計ではなく、省略部分がありますが、実機動作確認しています。