haratkhr技報

SRモータ技術研究所

積算電力計

積算電力計の回転円板の駆動トルクは、渦電流と磁束との関係で説明されるのが、一般的になっています。

 移動磁束での説明は少なくなっています。

 

回転円板の駆動トルクは、電流磁束による渦電流と電圧磁束との間のトルクと、電圧磁束による渦電流と電流磁束との間のトルクの合成で、
トルク =電圧磁束x電流磁束x力率となる。

 

この技報の積算電力計の駆動トルクの解説は以下のとおりとです。

f:id:haratkhr:20170407103732j:plain

電圧コイルより、回転円板に2次電流が流れます。

2次電流と電流コイルの磁束の直交関係で力(回転力)が発生します。

上の図はこの動作の説明です。

 

また、

電流コイルより、回転円板に2次電流が流れます。

2次電流と電圧コイルの磁束の直交関係で上記と同方向の力(回転力)が発生します。

この力は小さいと思います。