三相交流発電機のシンプルな巻線法を電機設計の教科書より抜粋します。
単層巻線、二段巻線でq=3、三相、4極の巻線の場合は36溝となりますす。
U,V,Wを端子とし、X,Y,Zを短絡して中性点とするとスター結線が得られます。
電流の方向と磁束の方向を書いてみました。
トルクを発生させる2次電流と直交磁束の関係が分かります。
二相16極の巻線法
二相4極モータより単純計算すると16X(16/4)=64溝になりますが、三相、4極の巻線を参考にして、溝数が最小になる巻線法を推定しています。
q=1、二相16極の巻線の場合は32溝となります。
q=2、二相16極の巻線の場合は64溝となります。
フェライトコアを組み合わせて、動作確認の試作方法を考えています。
駆動周波数は250倍(15kHz/60Hz=250)で、フェライトの飽和磁束密度が低いので、磁束密度を約1/4に下げる必要がありますが、それでも巻数は1/50以下にになります。