2017 09 03
ニッカド電池パックの充電器を紹介します。
ニッカド電池にはリチウムイオン電池の様な充放電制御回路は組み込まれていません。
電池電圧を検出して充電を制御するのが一般ですが、電池温度を検出する方法があります。
充電電流を1C以上にして、電池温度が高くなるとトリクル充電に切り替ます。
この方式では約1時間以内で充電でき、確実性があります。
充電が完了すると電池温度が高くなる特性を利用しています。
電池パックは複数の電池と温度スイッチ(約50度前後)で構成され、3出力端子があります。
充電電流は2次電圧、巻線抵抗、リーケージインダクタンス、電池電圧の関係で決まります。
温度スイッチが一度オフするとリレーが動作し、電源を切るか、電池パックをはずすまでリレーは動作を保持し、220Ωの抵抗でトリクル充電します。