haratkhr技報

SRモータ技術研究所

インバーター発電機

スタンダードタイプの発電機は、負荷が変動すると制御の遅れにより周波数、出力電圧が変動します。

 

インバーター発電機は、交流発電機で発電し、それを整流ダイオードで直流電圧にし、インバータで交流に変換しています。

インバータの周波数は発振回路で決まるため、負荷が変動しても発電周波数の変動はなく、出力電圧の変動もPWM制御で軽減できます。

 

インバーター発電機の一例を紹介します。

交流発電機には、アウターロータ型SPM発電機が使われています。

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 エンジンは、速度ガバナーとキャブレターのスロットルバルブを連動させて回転数を約3300rpmに制御しています。

 負荷が急増すると制御が遅れ回転数、及びDC電圧、AC100V出力が一時低下します。

発電機、インバータは安定していますが、エンジンの制御はトラブルが多く、キャブレターのメンテナンスは要注意です。

発電機はエンジンの約1/5の寸法で、電気機器は内燃機関よりかなり小さく出来ると思います。

 

定格電圧100V 周波数60Hz 定格電流8A 定格電力800W

 

推定回路図

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3相8極スター結線、巻線は8直列か4直列の並列と推定しています。

フェライト磁石(10mm厚)24極が使われています。

 

送風ファンの穴を通してみた巻線(磁路断面積=約1cmx3cm)です。

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定回転数、多極化、PMの採用によりオルタネータに比べ小型、高出力、高効率になっています。