haratkhr技報

SRモータ技術研究所

位置検出

モータ駆動インバータ に続き、位置検出を考えてみました。

 

・1回転は6期間です。

・3相なので3ホールICを使用します。(3bit、0-7)

・ホールICを60度(60度=360度/6)ピッチで設けます。

・3x2磁極で6期間になります。

 

電機子を固定し、ローター(ブラシと磁石)を回転させた時の関係を示します。

磁石がN極の時ホールIC(S1,S2、S3)の出力は1、S極の時ホールICの出力は0としています。

 

端子電圧とセンサー出力の関係図

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 図の見方の例

○端子Aが+は330°ー90°の区間でホールICセンサー値が”011”と”001”の時です。

○端子Bが+は90°ー210°の区間でホールICセンサー値が”000”と”100”の時です。

 

ステータ6極磁石極4の場合

1回転で12期間(6x2)ですが、ホールICを60度ピッチで設ければ、3センサーx4磁極で12期間になり同様の動作です。

ホールICの位置はステータ磁極の間で、コギングトルクでローターが停止する所になります。