低電圧用のドライブ回路 の昇圧回路にマルチバイブレータを変形した発振回路が使われています。
一般のマルチバイブレータ回路
昇圧マルチバイブレータ回路案
標準的に設計すると上記の様になります。
1KΩの抵抗に替えてL負荷にし、CE間電圧を電源電圧より高く昇圧します。
昇圧されたDC出力電圧がツェナー電圧より高くなると、バイアス制御ト
ランジスタがオンして発振を抑制します。
使用されている昇圧マルチバイブレータ回路は、正帰還による発振と負帰還による発振抑制を少ない部品で構成した定電圧の昇圧回路です。
CE間のピーク電圧値が発振しながら間欠的に変化しています。
ユニーク、シンプルな回路で、動作をシュミレーションで確認しました。
回路の詳細、シュミレーションの紹介は別の機会とします。