相変換駆動の前資料として、 5極DCモータの巻線方法を紹介します。
1スロットをあけて、左方向に巻き、整流子との接続はクロスします。
巻線方法は、中央の図が理解しやすいと思います。
巻線冶具
巻線をする時にスロットに冶具を差し込んでおこます。
1/2冶具を2本又は1/2冶具を1本差込ます。
1/2巻線が終わったスロットには1/2冶具を差込巻線を整形します。
電圧ベクトルは以下の様で、各巻数が15ターンの例です。
巻線は閉ル-プで、前巻線に常に電流が流れています。
整流子により2つの巻線の接続点が選択され、電流は2つに分岐して流れます。
この図より、相変換駆動を考えました。
その他の巻線方法
3極DCモータはスロットをあけず、7極DCモータは2スロットをあけて、12極DCモータは4スロットをあけて、となりますが、その他は上記の5極DCモータと同様です。