一般に、風力発電の発電機には誘導モータが使用されています。
誘導モータには、かご型と巻線型があります。
三相かご型誘導モータは堅牢でメンテナンスフリーのため風車用発電機として広く用いられています。
巻線型はブラシを介して回転子電流を変える制御ができますが、メンテナンスが必要です。
風速に対応して、可変ピッチ装置により、トルクを制御してモータの回転数を同期回転数に合致する様に制御します。
誘導モータは商用電源に直結されています。
風力により、モータを同期回転数より少し早く回す様に制御すると発電します。
風が弱すぎる場合はモータとして動作し、風力の回復に備えます。
New SRモータをブラシレスオルタネーターとして使用し、励磁電流を制御すると、メンテナンスフリーで、制御を簡略化出来ると考えています。