新モーター で触れた、新コードレスクリーナーの検討案を紹介します。
ファン
コードレスクリーナーには、遠心式が使用されていますが、
新コードレスクリーナーには、遠心式と多段軸流式を検討します。
多段軸流式の構造はダクテッドファンを参考にします。
ハンディクリナーとダクテッドファンを組み合わせて吸引を確認しました。
モータ
最近のコードレスクリーナーには、PMインナ-ロータを使用したブラシレスDCモーターが使用されていますが、
新コードレスクリーナーには、PMアウターロータを用いたNewSPMモータを使用します。
軸のぶれが少なく、軸流式ファンに適しています。
軸流式は回転軸(アウターロータの外側)に沿って気流を軸方向に効率よく通します。
風量は多いが圧力差は少ないため多段化が必要と思っています。
Honda Jet用エンジン「HF120」には2段軸流式と遠心式のファンが使われています。
説明から推定すると 、軸流式ファン回転数=17000rpm、遠心ファン回転数=47000rpm(離陸時)です。
(上写真は https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/682015.htmlよりです。)
新ジェットエンジンが生まれるまでの開発経過があります。
特許になる新規性が無ければ、各社のコードレスクリーナーが略同一になるのは自然ですが、独自性の追求も必要と思います。