リチウムイオン電池に使用されているリチウム吸蔵結晶を調べました。
リチウムイオン電池は負極の炭素結晶層間にリチウムを吸蔵しています。
Ni/MH電池(ニッケル水素電池)は負極の水素吸蔵合金に水素を吸蔵しています。
反応式より、C6LiはC6とリチウムとの化合物でなく、物理的空間にリチウム原子を貯蔵していると考えられます。
リチウムイオン電池は、リチウム電池の負極をリチウム合金より、リチウム吸蔵結晶に代えた電池で、基本原理はリチウム電池と同一と思います。
リチウムイオン電池の正負極用活物質は、多種類の材料が研究 開発されています。
リチウム吸蔵負極材料
1. 炭素材
黒鉛+ハードカ-ボン
特殊ハードカ-ボン
2. 酸化物(チタン酸)
正極材料
1. ニッケルコバルト系(高容量)
2. マンガン系(安価な一般用)
3. コバルト系
4. ニッケル系
4. 三元系
5. リン酸鉄リチウム
正極材料により電池電圧が異なります。
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リチウムイオン電池 に追記をしました。