電圧型インバータの回路図、出力電圧波形を下に示します。
SR モータの駆動回路に用いられる非対称ハーフブリッジコンバータは、S2、S3が常にOFFで、点線の電流ルートがありませんが、電圧型インバータと同様です。
負荷が抵抗の場合、負荷電流は出力電圧と同形でエネルギーの蓄積、回生はありません。
負荷がチョークの場合、負荷電流、S1の電流以下のようになります。
電流波形は曲がりはなく、電流の傾きは一定です。
SRモータの励磁巻線 は単純なインダクタンスでなくその他の要因があります。今後この要因について説明していきます。
その前に、一般的なチョークに流れる電流の波形と値が不明の場合、以下の資料を参考にしてください。
R、L、Cの電圧、電流の関係