PHEV用の178Vリン酸 鉄リチウム電池を紹介します。
リチウムイオン電池と降圧回路を使用した 1.5Vリチウムイオン電池 が商品化されています。
小型、高効率の降圧回路により、アルカリ乾電池 ニッケル水素充電池と同等の電圧で、おもちゃ、時計、リモコン、マウス、キーボードなどに使用されています。
178Vリン酸 鉄リチウム電池は、28Vリン酸 鉄リチウム電池、PP昇圧コンバータ、降圧コンバータを使用しています。
主バッテリー(リチウムイオン電池48セル:178V ≒ 3.7V X 48 )とサブバッテリー(178Vリン酸 鉄リチウム電池)でPHEV用の電池システムを構成しています。
主バッテリーが高充放電電流を担当し、サブバッテリーが高電池容量を担います。
178Vリン酸 鉄リチウム電池回路
出力電圧は、降圧コンバータで一定電圧(178V)に制御します。
PP昇圧コンバータは DC-AC矩形波インバータ 等に広く用いられています。
出力電圧はトランスの巻数比で決まり、電圧をコントロール出来ないが、小型、高効率、低コストです。
178Vリン酸 鉄リチウム電池は、主バッテリーのみの電池システムより体積エネルギー密度とコスト面で、優位性があると推定しています。