haratkhr技報

SRモータ技術研究所

FSRオルタネーター

FSRオルタネーターを紹介します。

  

自動車に使用される オルタネータ はエンジンを動力とした交流発電機で、発電した交流電力は直流に変換されます。

エンジン回転数(オルタネータ回転数)は走行状況によって変化しますが、一定の発電電圧(DC12-14V)が必要です。

回転数が変化しても発電電圧が一定なる様に、電磁石のロータ電流により磁束密度をを変化させて制御しています。

(永久磁石の場合、発電電圧は回転数に比例します。)

 

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ブラシ式オルタネーターは、スリップリングを介してロータ電流を流すため寿命が短く、10万キロを目安に交換が必要です。

 

界磁巻線をローターコイル、駆動巻線をステータコイルにすると、 FSRモータはブラシレスのFSRオルタネーターになります。

  

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  制御装置は従来と略同等です。

 

まず最初に、オルタネーター用としてFSRモータが認知されることを期待しています。