haratkhr技報

SRモータ技術研究所

SRモータの特許

SRモータの研究開発が活発に行われた時代より年月が経っています。

特許出願からみると、日本の大手では日産自動車株式会社、株式会社ミツバ、ダイキン工業株式会社、パナソニック株式会社等で研究が行われています。

株式会社ゲネシス、EVモーター・システムズ、海外メカー等より次世代モーター、新型SRモータとして特許出願、及び広報されていますが、実用化された話は聞いていません。(当時の技術資料を持っていますが、現時点ではWeb上では見かけません。)

特許庁のデータベースを検索し、これらの特許を読みましたが、大半は消滅か、存続期間が短い特許が多かったです。

SRモータの研究開発が旺盛な時代は過ぎ去った感があります。

  

しかし、最近では日本電産株式会社の関連会社が世界的に特許の大半を持っているとか、EV用SRモータを開発したとの広報があります。

 時代は変わり半導体の性能、コストも改善されてきています。

SRモータを再度見直す時期に来ていると感じています。

 

 特許権の存続期間

原則としては20年が存続期間ですが、1995年6月30日までに出願公告が決定されたものならば、出願公告から15年間が存続期間、出願からは20年が存続期間です。