プロフィールに代えて出願した特許の一部を紹介します。
( インバータの基本回路等)
1.発明の名称 直流電源回路
高力率電源回路回路です。
回路図は出願明細書より抜粋しました。
PFC回路がまだ無かった時代の回路です。
特許の権利が終了したのち、プレイステーション2の電源に使われていまし
た。
2.発明の名称 インバータ回路
日本で登録になりましたが、海外でも似た特許があります。
一般にはSEPIC回路と呼ばれています。
3.発明の名称 インバータ回路
一般にはアクティブクランプ回路とよばれています。
実施することが無いと判断し権利を放棄しました。
その後、IHにつかわれました。
平成10年電気関係学会関西支部連合大会 S5より
4.発明の名称 出力電圧可変インバータ
定電流プシュプルインバータ調光方式です。
複写機の原稿読み取り蛍光灯照明に使われました。
5.発明の名称 無電極放電灯点灯装置
一般にはトカマク型ク電極放電灯とよばれています。
ドイツのオスラムでENDURAがその後、開発されました。
但し、普及する前にLEDの時代になりました。
特許の苦い経験の紹介です。
6.発明の名称 インバータ回路
チャージポンプ回路と呼ばれています。
数ヶ月前に、日本で同一の先願があり登録になりませんでした。
7.ノーマル・コモンフィルター
数ヶ月前に、類似の日本での先願があり登録になりませんでした。
8.パワーコンディショナー(高力率逆変換回路)
時期尚早で20年経過で、実用化前に権利が切れました。
PFC回路の逆方向のコンバータ回路で、現在でも有効な基本回路方式だと思っています。
同時期に類似の発明が複数出願されます。
開発が一歩先行していると登録になります。