交直変換器のシュミレーションを紹介します。
交流出力を交流電源と同一周波数、同一位相にして、
出力電圧を電源電圧より低くすると交流側より直流側へ電流が流れます。
( 出力電圧を電源電圧より高くすると直流側より交流側へ電流が流れます。)
シュミレーション 1
交流出力電圧は、DC200VをPWM(50%Duty)し、平均電圧100Vに固定しています。
交流電源電はDC100Vに三角波電圧を重畳し、交流電源電圧相当を変化させています。
交流出力電圧と交流電源電圧相当の電圧差で、チョーク電流及び直流電源電流の方向と値が変化しています。
シュミレーション 2
交流電源:AC110V、直変換回路出力電圧:AC100Vのシュミレーションです。
交流電源AC110Vから交直変換回路に電流が流れ、直流電源DC200Vへ回生電流が流れています。
電流は電圧差と回路インピーダンス(1mH、1Ω)できまります。
シュミレーション 3
交流電源:AC90V、直変換回路出力電圧:AC100Vのシュミレーションです。
交直変換回路から交流電源AC110Vに電流が流れています。
交直変換回路の内部抵抗は小さいく、電流は 交流出力電圧と交流電源電圧の電圧差 と 回路インピーダンスで決まります。
MMC交直変換器の電流も同様です。