引き続き検討していました、単相誘導モータ インバータ始動式のの基本設計及び基本動作確認が完了しました。
この回路図は構成を示す概念図です。
60Hz、50Hz共用です。
定格回転数になると励磁電圧が上昇するの検出しインバータを自動停止します。(遠心スイッチと同等の機能です。)
負荷が大きく、滑りが多くなりすぎた場合、励磁電圧が低下しトルクが低下するのを防ぐため、インバータが再動作し励磁電圧を定電圧制御しトルクを維持します。(新機能です。)
カゴ型ローターの抵抗値が大きい場合、滑りが多くなると、励磁電圧が低下します。誘導モータの性能にこの抵抗値が大きく影響していると感じました。
このアナログ回路の制御方式、及びインバータ始動式のメリットが引き出せる追加機能をソフト仕様書にまとめ、マイコンのプログラム開発を行いデジタル化します。
ユニークな機能があればいいのですが、出来る事は始動巻線の励磁電圧の制御のみです。
コンデンサ始動式の弱点を克服する機能を考えています。
モータの理解を深める教材として検討しています。