センサレス駆動は、始動時は速度起電力が発生していなく角度信号得られないため、始動手順が必要です。
始動トルクが小さい負荷の場合、始動は比較的容易ですが、高始動トルクが必要な負荷の場合、滑らかに始動するのは簡単でなく、位置センサ駆動が使用されます。
ホール素子用のモータドライバICはたくさん有りますが、センサレス駆動用は見かけません。
高始動トルクが必要な負荷の場合でも滑らかに始動できるセンサレス制御を検討しています。
始動手順（案）
・始動時は、 ステッピングモータと同様に定電流駆動し、低速の高トルクで始動させます。
・脱調しない様に徐々に回転数を上げます。
・安定した位置検出信号が得られた時点で、位置検出信号による定電圧駆動に切り替えます。
動作確認用の回路を順次作成して行きます。
動作確認完了後、マイコン制御を検討します。
