モータ4点性能のTsを測定するには大電流電源が必要です。
性能線図 の中のモータの試験には、電圧0-7.2V、電流0-70Aの電源が必要です。
この仕様の電源の入手は困難なため、試験電源を作成します。
回路構成
・市販インバータ式定電圧電源:入力AC100V 出力DC12V/30Aを2台並列接続
・電圧可変PWM制御回路:入力DC12V 出力DC100A/7.2V
キャリア周波数3KHzのPWMチョパー、珪素鋼板鉄心チョーク
電圧可変の昇降圧コンバータを構成しています。
回路図
100μHのチョーク例
磁路断面 25X77mm
巻線 5本/Φ0.8 30ターン 36mΩ
飽和電流計算値=1.5Tx30x0.025X0.077/100μ
=866A
磁束密度 0.17T/100A
半固定抵抗で0-12Vを設定します。
100μHのチョークの抵抗値をもう少し小さくする必要があります。