ダイレクト駆動は、ギヤ損失がなく高効率 低騒音です。
一般に、 ダイレクト駆動にはトルク増大のため多極 大口径モータが採用されます。
口径と磁極数を2倍にしてダイレクト駆動に変更すると、モーターの回転数は1/4になりますが、出力 トルク は同等になります。
(巻数、磁路幅:同一 線径:1.41倍)
特性机上計算 小口径モータ/大口径モータ
口径: 1 /2
回転数: 4 /1
極数: 1/2 (6極/12極)
各巻線誘起電圧: 2/1 (∝ 回転数/口径)
総巻線誘起電圧: 1/1 (∝ 各巻線誘起電圧x極数)
総巻線抵抗: 1/1
多極 大口径モータによるダイレクト駆動でギヤ損失が無くなりますが、モータの寸法と重量は大きくなります。
現在使用されているモータでは、小型 低回転で高トルク 高出力は困難で、高回転モータと減速ギアの組み合わせが広く用いられています。
eスポーツバイクは、並列多極化高トルクモータを使用しダイレクト駆動しています。