スパイラルマグナス風車の性能と特徴を調べました。
性能
秋田県秋田マリーナに設置されているスパイラルマグナス風車の性能です。
定格容量は 20kW, カットイン風速は 4.5m/s です。
風速 6m/s までは、風車内で消費される電力が発電機出力の 5割を超えます。
年間最終発電電力の推定は 17.5MWh です。
発電効率は風速に反比例して低下し、最終出力の効率は風速7.5m/s がピークです。
特徴
風車稼働時の低速回転と静かさです。
高い揚力が発生するので、同じ径のプロペラ型風車と比較し、その 1/4程度のロータ回転数で同じ出力が得られ、低速回転で済む結果として静粛性が優れています。
(風速 6m/s 時の騒音測定では、暗騒音と同程度です。)
課題
マグナス風車のシリンダを回すメカは、高効率で高耐久性が要求されます。
多回転円柱翼のメカを検討しています。
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