低圧電池(36V)から高圧電池(350V)への充電コンバータの最適化を進めています。
ポータブル電源等に使用されている昇圧コンバータは、小型で高効率ですが、出力電圧は電源電圧とトランスの巻数比で決まり、出力電流の制御できない欠点があります。
電流の制御のためにPWMを用いると損失が発生し効率が低下する問題があります。
効率を最優先にして種々の回路を検討した結果、古典的な回路方式になりました。
充電コンバータ回路
電池電圧の変動に応じて半導体スイッチでタップを切り替え電圧を調整しながら、チョパー回路で出力電流を制御しています。
滑らかな電流制御は不可ですが、小型で高効率が得られスマートEVに最適です。
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