SEP船(Self Elevating Platform)を調べました。
水深の浅い北海南部の海域を中心に多くの着床式洋上風力発電ファームが建設されています。
着床式洋上風車の設置には、クレーンを装備した自走式のSEP船が使用され設置コストの低減が図られています。
着床式洋上風力発電ファームの海底基礎は、水深30m-40mの海底にモノパイル鋼菅(最大直径が約11m)を打込む方式が主流です。
「洋上風力発電」をめぐり、1kWあたり11円台という「価格破壊」は、SEP船の活用を前提にしていると思われます。
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