スマートEVの概要を紹介します。
スマートEVは、HVコンパクトカーをベースに低電圧高容量電池、昇圧コンバーター、車載充電器で構成します。
HVの高圧電池を低電圧高容量電池より昇圧コンバーターを介してアシストします。
低電圧高容量電池を車載充電器で、商用電源コンセントより専用電源ケーブルを用い毎日100%充電し、日常運転でほぼ100%のEV走行を実現します。
低電圧高容量電池
リン酸鉄リチウムイオン電池
高Cycle Life・高安全性
24V 200Ah 4.8KWh 37Kg
昇圧コンバーター
DC24V to DC300V 17A 最大出力5.1KW
車載充電器
AC100V-200V) 10A-5A 1KW
0.2C 5時間充電 24V X 40A=960W
電池分担
加速時:高圧電池
減速時:高圧電池(回生ブレーキ)
市街地モード:高圧電池/低圧電池の併用
郊外モード:高圧電池/低圧電池の併用
高速道路モード:低圧電池よりエンジンをアシスト
走行距離
市街地モード:48.0Km(4.8KWh/0.1KWh/Km) 約2.5時間
郊外モード:42.5Km(4.8KWh/0.113KWh/Km) 約1時間
高速道路モード:低圧電池のアシスト率=60% 約1時間
低電圧電池の容量を増加すれば、走行距離のカスタマイズが可能です。
参考:プラグインハイブリッド車 例
参考:HVコンパクトカー
スマートEVは経済性、安全性、環境負荷性能が優れ、電動化の主流になれると考えています。
プリウスが1997年に発売された時、ハイブリッド車が主流になると予想した人は多くなかったが、トヨタ自動車のたゆまない改善活動により今日があると思います。