2017-07-29
EV用の充電回路の検討に先立ち、鉛12Vバッテリーの充電器/セルスターターを調べてみました。
充電電流はトランスの2次電圧12.6Vと抵抗値約0.5Ω(巻線の抵抗値、制限抵抗)により設定されています。
充電が進むと電池電圧が上昇することにより、充電電流が低下します。
セルスターター時はトランスの1次巻線を切り替え、2次電圧を15.7Vと高くして電流値を増加させています。
トランスと電池の電流を合わせて40Aとなります。
電源電圧が変動すると充電電流も変動するため、充電電流のメータ表示と充電時間で充電量を管理します。
シンプルで効率も良くないですが、故障は少ないと思います。
効率は約75-80%と推定しています。
制御回路はバッテリー電圧が6V以上で15V以下の時のみオンする様になっており、異常状態で動作しない様になっています。
充電/セルスタート電流
シュミレーション
充電電流
セルスタート電流