日本独自のマグナス風車を調べました。
スパイラルマグナス風車
秋田県で検討されたマグナス効果を利用した小型で高性能な風車です。
風速 60 メートルを耐える設計がされていましたが、事故が発生しました。
(その後、修理されています。)
垂直軸型マグナス風車
1KW 10KW(高さ19メートル)
マグナス風車はモーターにより円筒を回転させマグナス力を発生させています。
翼1本あたりの発生揚力がプロペラ1枚の4~5倍あり、低騒音、 低風速域での発電性能が高い特徴があります。
円筒の回転数を制御すれば、台風下(強風)でも風車が暴走することなく、安定した発電ができます。
しかし、構造が複雑な小型風車のためコストが高く、大型化によるコスト改善は困難です。
小型風車は、「風力発電導入拡大によって再生可能エネルギー比率をアップすることへの貢献」より「再生可能エネルギーの普及を通して地域と共生の新しい社会づくり」を目指しています。
風車サイズによるコスト試算 例