EVバスを調べました。
BYDはグローバルで累計約7万台のEVバスを納入しています。
日本には、2015年に中国自動車メーカーとして初めて納入以来、累計64台のEVバスを納入し、日本国内シェアは約7割です。
バッテリーには、リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用し、保証期間は8年または40万kmです。(推定:約1500回充放電)
小型EVバス(コミュニティバス)
乗車定員:最大36人
車長×車幅×車高:6990mm×2080mm×3060mm
ホイールベース:4760mm
バッテリー容量:125.7kWh
(推定:12.8VX300AX33個 27Kg X 33=891Kg 10万円X33=330万円
バッテリー出力:12.8VX33=422V 422VX300A=127KW )
航続距離(乗車率 65%、エアコンなし):220km
充電時間:約2.5時間(0.4C充電)
充電方式:CHAdeMO
大型EVバス(路線バス)
乗車定員:最大81人
車長×車幅×車高:10500mm×2500mm×3360mm
ホイールベース:5500mm
バッテリー容量:314kWh
(推定:12.8VX750AX33個 891Kg X 314/125.7=2225Kg 330万万円X314/125.7=824万円
バッテリー出力:12.8VX33=422V 422VX750A=316KW )
航続距離(乗車率 65%、エアコンなし):270km
充電時間:約6.5時間(0.15C充電)
充電方式:CHAdeMO
参考:市販リン酸鉄リチウムイオン電池 例
推定価格:約 10 ± 3 万円 充電時間:5時間(0.2C充電)
路線用のEVバスは、環境性能や走行性能、エネルギーコストの削減(30~40%)、整備の効率化等のメリットがありますが、充電設備などの導入も含めたイニシャルコストが課題です。