ポータブル電源に使用されている DC12V to DC250V コンバータの動作を調べました。
1次側はフルブリッジの50%駆動、2次側は全波整流です。
出力電圧は、DC12V電圧とトランスの巻数比で決まり、電圧値の制御はしていません。
2次側にチョーク、コンデンサー、電流検出ホール素子を直列に接続し、電流波形を正弦波にしています。
動作波形例
遅相モードの安定したスイッチング動作です。
当然、無負荷時は直列共振はしていません。
電流波形を矩形波より正弦波にすると、電流ピーク値が高くなりオンロスが増加するが、スイッチングロスが低下すると推定しています。