haratkhr技報

SRモータ技術研究所

逆電圧保護

 直流で動作する機器の逆電圧保護を調べました。

 

  車載機器は、バッテリーケーブルが逆接続されても故障しないことが要求されます。

電池を使用する機器は、電池が逆装着された場合の安全確認が必要です。

 

 1. ダイオ-ドによる逆電流阻止回路

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 ・ダイオードで損失が生じます。(約1Vの電圧降下)

 

2.FETによる逆電流阻止回路

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 ・正極性では、FETの寄生ダイオードを介して機器に電圧がが印加されます。

 ・+VIN  -VIN間電圧が一定値以上になると、 同期整流と同様にFETをオンさせてソースからドレインに電流をながし損失を低減します。(約0.1Vの電圧降下)

  ・FETのオン信号は高速応答が不要のため、基準電圧素子、遅延回路等の簡単な回路構成になります。

 

3.ダイオ-ドによる逆電圧短絡回路

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 ・逆電圧時をダイオードでバイパスします。

・電流ヒューズ、又は正特性サーミスタで電流を阻止します。