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SRモータ技術研究所

EVの懸念材料

EVを購入する上で大きな懸念材料は充電と航続距離です。

 

自動車の給油は単なる補給なので2-3分あれば満タンにできます。

EVの充電はエネルギーを伴う反応なので、充電時間が長くかかるのは避けられないと思います。

 

充電時間例

・日産「サクラ」(20kWh)→6時間(3kW出力の普通充電)
・日産「リーフ」(40kWh)→12時間(3kW出力の普通充電)
・日産「アリア B6」(66kWh)→20時間(3kW出力の普通充電)、10時間(6kW出力の普通充電)、急速充電(50kW)を使えば30分で80%、1時間で100%

航続距離が心配なEVでの遠出には、急速充電インフラの整備が必要です。

経済産業省が1000億円を投じた補助金事業で全国的な整備が進んだものの、『EVインフラははや老朽化 充電器閉鎖2.5倍、普及遅れ拍車』とのニュースもあります。

 

温暖化対策には、充電と航続距離の課題があるBEVでなく、使い勝手が良い自宅充電のPHEVを主流すべきと考えます。

 

国産PHEV


但し、国産PHEVは3社の6車種のみで、生産数量も少なく高価格で補助金頼りです。

ガソリン代で償却できる低価格のPHEVが出来れば購入したいと思います。

(日本では、HEVよりPHEVに移行するのが正解と考えます。)

 

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