リン酸 鉄リチウム電池(LiFePO4)を調べました。
リン酸 鉄リチウム電池は、 鉛二次電池の代替としてコストパフォーマンスに優れた電池です。
フォークリフト、 ゴルフカート、重機、産業機械など高出力電力を必要とするシステムに利用されています。
特徴
〇レアメタルを使用しないため低価格です。
〇リン酸鉄リチウムは、熱分解温度が高く、熱安定性や安全性が優れています。
〇-20℃の低温環境でも使用可能です。
〇放電深度100%で、2000-4000回以上の長サイクル寿命です。
〇鉛二次電池と比較
・鉛二次電池と比較して約1/2-1/5の重量です。
・鉛蓄電池と比較して1/10の時間で充電が可能です。
・自己放電率は約 1 %/月でです。(鉛二次電池は約 20%/月 )
特性比較例
リン酸 鉄リチウム電池はプラグインハイブリッド車(EV走行距離 40-60km )に適していると思います。
プラグインハイブリッド車の試算
(市販リン酸 鉄リチウム電池と国産EVの主要諸元よりの単純計算)
EV走行距離 48km
リン酸 鉄リチウム電池12V200A 2直列 12Vx2=24V
バッテリー総電力量 12VX200Ax2=4.8kWh
電池重量 22KgX2=44Kg
国産EVの主要諸元 例
一充電走行距離= 400km(JC08モード)
リチウムイオン電池 350V
バッテリー総電力量 40kWh
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