haratkhr技報

SRモータ技術研究所

PHバイク

正月休みです。

 

PHバイク(プラグインハイブリッドバイク)の検討を始めて5年になります。

好天の日は趣味のサイクリングを楽しんでいます。

 

PHシステムは、2個の895モデルモーター(200W/24V/12000rpm)、マキタ18Vリチウムイオン電池BL1860(18V6Ah)、DC-DC 降圧コンバータ (200W 15A 8〜60V to 1〜36V同期整流)、 昇圧コンバータ (DC-DC 8.5〜48V to 10〜50V) で構成しています。

 

モーター電圧はバイクの速度できまり、24km/hで12Vになる減速比に設定にしています。

降圧コンバータでモーター電流を変化させアシスト力を、昇圧コンバータで充電電流を変化させブレーキ力を制御しています。

日本の道路交通法の基準に合わせるために、降圧コンバータの出力電圧を12V以下に制限して、24km/h以上でのアシスト力を無くしています。

高出力モーターを低出力で動作させ、損失(巻線抵抗ロス)を少なくしています。

 

モーター負荷率:

  アシスト時:50-150W(12.5-37.5%)

  回生発電時:10-30W(2.5-7.5%)

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発電時の駆動効率を高めるのは難しく、発電出力を大きくすると思いの外ペダルが重く感じられます。

昨年は、モ-タ-(300Wより400W)とクランクセットを変更し少し改善しました。

 

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PHバイク:

出発前に充電し、平地走行時はクラッチ駆動機構を切り離し、上り坂道と向かい風でアシスト、下り坂と追い風で充電します。

ルートによりますが、約120km(切離、50Wアシスト、20W充電:各2時間)の走行に対応します。

(長距離、上りが多いルートの場合は予備バッテリーを用意します。)

 

駆動機構の詳細は非公開にしていますが、要望があれば開示します。

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