スマートEVの昇圧充電コンバータは、準E級スイッチング方式を検討しています。
周波数が高くなるとスイッチ回数が増えるので、スイッチング損失をいかに小さく抑えるかが高効率化への鍵です。
E級スイッチングとは、スイッチング時に半導体スイッチにかかる電圧が零、およびその傾きも零とする技術で高効率になります。
しかしながら、E 級スイッチングにはいくつかの困難な課題があり、DC/DC コンバータの分野では実用化されていません。
スマートEVの昇圧充電コンバータは、アクティブスナバー回路を用いた準E 級スイッチング方式です。
(複数の半導体スイッチを用いた スナバーの損失≒0 の回路方式を検討中です。)
スイッチング時に半導体スイッチにかかる電圧が零になる動作がシュミレーションで得られていますが、検討が完了していないので詳細は非公開にしています。
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追記 2024 04 27
「FETSWとインダクタを使う電子負荷の検討をされている」とのコメントがありました。
記事の内容に関するコメントでないので、返答でなく感じた点を記します。
・電子負荷をSWタイプする目的が発熱レスなら、商用電源への回生が一般的と思います。
・検討されている回路と要求仕様が不明なのでよくわからないという感じです。