昨年販売された車の4台に1台がEVでした。
EV補助金が段階的に廃止されましたが、2023年のEV販売台数は900万台に達し、市場普及率は35%になると予測されています。
EVが急速に普及する中国市場で、ハイブリッド車に強みを持つ日本の自動車メーカーが苦戦しています。
日系メーカーのシェアは、2020年に23.1%と最も高い実績でしたが、急速に進むEVシフトの影響を受け、シェアは低下傾向にあり、2023年1~3月のシェアは15.5%にとどまっています。
EVメーカーはテスラをトップにBYDや独フォルクスワーゲンなどが続きますが、日系メーカーは上位20社には入っていない。
中国ではEVの平均価格が下落し、ガソリン車の価格を下回っているEVも有ります。
EVはガソリン税に相当する税がない為、維持費が少ない点が評価さてれていると思います。
日本企業が展開する中型車市場にEVをラインアップしているBYDは、22年に185万台以上を出荷し、販売台数で中国勢のトップに立っています。
日系メーカーは、いかに電動化戦略を進め、新エネルギー車(NEV)市場でも競争優位を構築できるかの分岐点に立たされています。
但し、中国EV市場のお客様の要望に迎合するのではなく、新しい魅力と価値を持った車の提案が不可欠と思います。