haratkhr技報

SRモータ技術研究所

2022-01-01から1年間の記事一覧

マグネシウム電池

マグネシウム電池を調べました。 海水に無尽蔵ともいえる量で存在しているマグネシウムを負極に用いた電池です。 マグネシウム一次電池 長期保管性の特徴を生かし、非常電源用として商品化されています。 マグネシウム二次電池 現在は、二次電池としての可能…

MgH2

水素化マグネシウム(MgH2)が「第18回FC EXPO 水素・燃料電池展 3月16~18日」で注目されました。 MgH2はマグネシウムと水素を触媒を用い高温・高圧(200気圧、500℃)で反応させた水素吸蔵合金です。 MgH2はその安定性から水素吸収・放出速度が遅い課題があ…

ナトリウムイオン電池

ナトリウムイオン電池を調べました。 リチウムイオン電池が全盛ですが、安価なナトリウムを使うナトリウムイオン電池が注目を集めています。 電力を貯蔵し自然エネルギーの発電量を平準化する定置型の大型蓄電池として期待されています。 ナトリウムイオン電…

でんき予報

日ごとの太陽光発電実績 等の電力需要のデータが電力送配電会社より公表されています。 データ例 2022/04/01 快晴 ・夜間の電気料金が安いため、1日の電力使用量はほぼ平均化されています。 ・九州、中国、東北 エリアは太陽光発電の普及が進み、晴天の日は…

GW

GWは自宅を離れて、外に出てリフレッシュしたいと思います。 昨年は「サイクリング」でしたが、今年は「カヌー」です。 手製カヌー 全長2.9m 重量15Kg 、乗用車(Fit)に積載可能な2分割構造です。

衝突核融合

超高磁場下での D T イオンの衝突による核融合反応を考えました。 ”よくわかる核融合炉のしくみ” 日本原子力学会誌, Vol. 46, No. 12(2004)の中で、 「Dと Tの原子核が核融合反応を起こすためには、数十 keV のエネルギーまで加速して衝突させることが必要…

常温核融合

常温核融合を調べました。 1989年にユタ大学の化学者B.スタンリー・ポンズとマーティン・フライシュマンより異常な熱(「過剰な熱」)を生成したとの報告がありました。 The low energy nuclear reaction (LENR)又は、常温核融合(Cold fusion)と呼ばれていま…

トカマク方式

トカマク方式を調べました。 トカマク方式の概要 ・トロイダル磁場コイルでドーナツ状の磁場を発生させます。 ・中心ソレノイドコイルでトランスの原理でプラズマに誘導電流を流し、プラズマを加熱するとともに、ドーナツの断面を回るような磁場を発生させま…

核融合反応

2021年8月17日にローレンス・リバモア国立研究所が192本のレーザーを用いて核融合を発生させ、1京ワットを超える膨大なエネルギーを発生させることに成功したとのニュースがありました。 核融合で「ライト兄弟の瞬間」を達成しました 「核融合が商業的に実行…

セミサブスパー型

SEP船を活用できる洋上風力発電用の浮体「セミサブスパー型」を考えました。 スパー型洋上風力発電「はえんかぜ」は、2年間の発電実績があり、技術的に大きな課題はほとんどありませんが、コストと設置手法の課題があります。 (巨大で長寸な建造物を海の上…

浮体式洋上風力発電

浮体式洋上風力発電を調べました。 着床式洋上風力発電は実用化が進んでいますが、遠浅が少ない日本周辺海域での期待が高い浮体式洋上風力発電は、実証実験の段階です。 ① 福島沖での浮体式洋上風力発電システムの実証実験事業は、稼働率低く全基撤退しまし…

SEP船

SEP船(Self Elevating Platform)を調べました。 水深の浅い北海南部の海域を中心に多くの着床式洋上風力発電ファームが建設されています。 着床式洋上風車の設置には、クレーンを装備した自走式のSEP船が使用され設置コストの低減が図られています。 着床…

着床式洋上風力発電

着床式洋上風力発電を調べました。 脱炭素の切り札ともいわれる「洋上風力発電」をめぐり、1kWあたり11円台という「価格破壊」が起きたとの業界関係者を驚かせるニュースがありました。 一般海域における国内初の着床式洋上風力発電事業の公募で、11.99円/kW…

6G

第6世代移動通信システム 6Gを調べました。 移動通信システムの推移より、2030年からの 6G 導入が予想されています。 6G の記事を検索してみました。 例: ・5Gの次は6G! 取り扱うデータ量は膨大なものとなり、通信速度は5Gの10倍を目指している。 人間の…

5G

第5世代移動通信システム 5Gを調べました。 5Gは、「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」の特徴があります。 4Gと比べて、通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続台数は10倍 が見込まれ、DX実現の基盤として期待されています。 5Gの技…

3G回線

5G回線の運用が開始され、3G回線の停止が近づいています。 ・auの 3G回線は、2022年3月末で停止します ・ドコモはの 3G回線は、2026年3月末をもってサービスを終了します。 ・ソフトバンクの 3G回線は、すでに通話とSMS以外は利用できなくなっていると思われ…

防災給電

『災害時における電動車の活用促進マニュアル』を紹介します。 マニュアルでは、災害で電気が使えなくなったとき、ハイブリッド自動車や電気自動車などの「電動車」が非常用電源になる給電方法を2通り紹介しています。 ①車内のコンセントからの給電 車室内…

次世代パワー半導体

次世代のパワー半導体を調べました。 従来のシリコンに比べて、飛躍的な性能の改善が期待される次世代パワー半導体の材料として、炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)などの化合物半導体が注目されています。 電力効率が改善することで、消費電力を大幅…

日の丸半導体

世界的な半導体不足が長期化するなか、安定供給や経済安全保障の観点から半導体工場の国内整備を支援する法整備を進め、半導体確保に向けた取り組みを加速し、かつて世界をリードした「日の丸半導体」の復権を目指す動きがあります。 半導体は「産業の米」と…

PHバイク

正月休みです。 PHバイク(プラグインハイブリッドバイク)の検討を始めて5年になります。 好天の日は趣味のサイクリングを楽しんでいます。 PHシステムは、2個の895モデルモーター(200W/24V/12000rpm)、マキタ18Vリチウムイオン電池BL1860(18V6Ah)、DC-D…

軽四ハイブリッド車

軽四ハイブリッド車の駆動機構を提案します。 軽四は、幅制限のためエンジンルーム内にハイブリッドシステムを搭載するのスペースがありません。 又、リア部にEVと同一の駆動機構を採用するのも、後部スペースがないので困難です。 (軽四自動車は、小型自動…

初夢 2022

あけましておめでとうございます。 今年の初夢は軽四ハイブリッド車の普及です。 2030年代半ばまでに軽自動車も含め新車販売を全て電動車とする目標、及び 2030年までに電気自動車(EV)の購入や利用、維持で必要なコストをガソリン車並みまで引き…